スマホやパソコンに保存した曲・動画のファイルを選ぶだけで、キー(音の高さ)とテンポを別々に変えられます。スマホのブラウザでそのまま使え、登録やアプリは不要です。YouTubeのURLは使えません。
スマホやパソコンに保存してある曲のファイルを選びます。MP3・WAV・M4Aの音声ファイルのほか、MP4・MOVの動画も使えます。動画の場合は、その中の音声のキーを変えます。ファイルを読み込むと、その曲のキーの目安が表示されます。キーは推定なので、同じ音を使う平行調(ハ長調とイ短調など)もいっしょに表示します。
「−1」「+1」で半音ずつ、つまみで大きく動かせます。動かすたびに新しいキーが表示され、再生ボタンを押せばその場で試聴できます。
聞いてよければ、MP3でダウンロードします。4分ほどの曲なら、パソコンでの保存は数秒が目安です(端末の性能によって変わります)。
キー変更は、曲全体の高さを同じ幅だけ上げたり下げたりすることです。単位は半音で、ピアノの隣り合う鍵盤(黒鍵も含む)の差が半音1つ分、12半音で1オクターブになります。このツールでは−12から+12まで、上下1オクターブの範囲で変えられます。
キーを変えても、曲の長さとテンポは変わりません。3分の曲は3分のまま、120BPMの曲は2半音下げても120BPMのままです。
たとえばハ長調(Cメジャー)の曲を2半音上げると、ニ長調(Dメジャー)になります。ギターならC・F・Gと書かれたコードを、D・G・Aで弾くことになります。
カラオケの機械でキーを1つ上げると、音は半音1つ分高くなります。このページの「+1」「−1」も半音1つずつなので、数字はそのまま対応します。原曲のファイルで−3がちょうどよかったら、カラオケでも原曲キーから3つ下げれば、同じ高さで歌えます。
反対に、カラオケで原曲キーから「−2」が歌いやすかった曲なら、原曲のファイルをここで−2にすれば、同じキーのまま家で練習できます。
自分に合うキーは、力まずに楽に声が出るキーです。まず原曲キーでサビを歌ってみましょう。多くの曲は、サビで一番高い音が出てきます。高い音が苦しいならキーを1〜3下げ、低いところが弱々しく聞こえるなら上げてみます。
自分の歌を録音して聞き返すと、どのキーが合っているか分かりやすくなります。プロの歌手も、ライブやレコーディングでキーを変えることがあります。
男性が女性の曲を歌うときは、キーを4〜6下げることが多いので、まずは−5から試してみてください。女性が男性の曲を歌うときは、3〜5上げることが多く、+4前後から試してみましょう。
大きく変える必要があるときは、反対向きも試してみてください。+7と−5は、同じキーの1オクターブ違いです。+7で不自然なら、1オクターブ下の−5なら自然に聞こえることもあります。
カラオケの前に、家でも自分のキーのまま練習したい。そう思っても、その曲のカラオケ音源が見つからなかったり、あっても原曲キーのままだったりします。
そんなときは、まずボーカルリムーバーで曲からボーカルを消して、カラオケ音源を作ります。ボーカルリムーバーは、登録なしで1日1曲、ログインすると1日2曲まで無料です。この操作で1曲分を使います。結果の画面で「キーを変える」を押すと、そのカラオケ音源がこのページで開くので、自分の声に合うところまでキーを動かしてダウンロードします。キーを変える処理はブラウザの中で行うので、無料の曲数は減りません。市販の曲から作ったカラオケ音源は、家での練習など、自分が楽しむ範囲に限って使ってください。
歌ってみた用に配布されているinstも、配布元の規約でキー変更が認められていれば、同じように調整できます。録音やMIXに使うなら、WAVでダウンロードしておくと音質を保てます。
テンポのつまみは50%から150%まで動かせます。ゆっくりにしてもキーは変わらないので、早口の部分や難しいフレーズを、遅いテンポで確かめながら練習できます。慣れてきたら、少しずつ元の速さに戻していきましょう。なお、80%くらいかそれより遅くすると、少し金属的な響きになることがあります。キーを変えずに速さだけを変えたときに起こりやすい現象です。
テンポは割合どおりに変わります。120BPMの曲を80%にすると96BPMになり、曲の長さは1.25倍になります。キーとテンポを両方いっしょに変えることもできます。
キーを変えても歌いにくいときは、高さ以外に原因があることもあります。よくあるのは、音が取れない、リズムが苦手、息が続かない、の3つです。
原曲のメロディーを音の高さごと覚えている人は、キーを変えると、かえって音を取りにくくなる場合があります。何度か聴いて新しいキーに耳を慣らすと、だんだん歌いやすくなります。リズムが取りにくいところや、息が続かないところは、テンポを少し落として、息つぎの位置を確かめながら練習するのも一つの方法です。
このキー変更ツールは、ブラウザの中で動きます。選んだファイルはお使いのスマホやパソコンの中で処理され、私たちのサーバーには送られず、保存もされません。サーバーで処理しないので、1日の回数制限もなく、登録も必要ありません。透かしも入りません。10分までの曲に対応しています。古いスマホでは、長いWAVや動画の読み込みが遅くなることもあります。