曲のファイルを選ぶと、BPMとキーが数秒でわかります。曲名では調べられないので、ファイルがないときはリズムに合わせてタップしてください。登録不要で、ファイルは端末から外に出ません。
拍に合わせてタップするか、スペースキーを押してください。8回ほどで値が落ち着きます。タップが2秒以上あくと、次のタップから測り直します。
スマホやパソコンに保存してある曲のファイルを選びます。MP3・WAV・M4Aの音声ファイルのほか、MP4・MOVの動画も使えます。動画の場合は、その中の音声を解析します。「キー検索」と呼ばれることもありますが、このツールは曲名ではなく、ファイルの音からキーを判定します。BPM測定とキーの判定はブラウザの中で行います。4分ほどの曲なら、パソコンでの解析は2秒ほどが目安です(端末の性能によって変わります)。
結果には、BPM(テンポ)とキーが表示されます。BPMの半分か2倍もありえそうなときは、その数字を「ほかの候補」として並べます。キーの横には平行調とCamelotの番号も出ます。平行調は、同じ音でできている長調と短調の組み合わせです。解析では見分けにくいため、いっしょに表示しています。
曲を流しながら、表示された数字と耳で感じるテンポやキーが合っているかを確かめてください。そのキーでは歌いにくいときは「キーやテンポを変える」を押すと、同じファイルがキー変更のページで開きます。
BPMは「Beats Per Minute」の略で、1分間の拍数のことです。
同じ曲でも、BPMは2通りに数えられることがあります。キックに合わせてうなずくと73、ハイハットに合わせると146に感じる、といった具合です。DJ向けの解析ツールの説明でも、87BPMのヒップホップと174BPMのドラムンベースは見分けがつかないこともある、と書かれています。私たちのテストでも、配布元で70〜75BPMとされているラップの曲は、メインの結果が146で、半分の73が候補に出ました。
そのため、このBPM測定ではもう一つの候補もいっしょに表示します。自分の数え方や、使っているDJソフト・DAWの数え方に合うほうを選んでください。
曲のキーは、その曲がいちばん落ち着く音(主音)と、長調(メジャー)か短調(マイナー)かで決まります。イ短調(Aマイナー)の曲は、Aの音に戻ってくるように聞こえます。
どの長調にも、まったく同じ音を使う短調が1つあり、これを平行調と呼びます。ハ長調(Cメジャー)とイ短調(Aマイナー)は、どちらもピアノの白鍵だけの7つの音でできています。そのため、ソフトだけでなく人も取り違えやすい組み合わせです。私たちのテストでも、イ短調で作った曲がハ長調と判定されました。ハ長調とイ短調は平行調なので、結果には両方が表示されます。
どちらかを見分けるには、曲の終わり方や、いちばん落ち着いて聞こえる和音に注目します。明るい和音で落ち着くなら長調、暗めの和音で落ち着くなら短調のことが多いです。
測りたい曲のファイルが手元にないときや、曲名しかわからないときは、「タップで測る」を使います。曲はスピーカーでも、別のタブでも、ライブ会場でもかまいません。拍に合わせてボタンをタップするか、スペースキーを押してください。最後の8回のタップから平均を出すので、2小節ほど続けると数字が落ち着きます。途中でずれても、2秒手を止めれば次のタップから測り直しになります。リセットボタンでもやり直せます。
タップは、ファイルでBPM測定をした結果を確かめるのにも使えます。解析では140、タップでは70になるなら、体で感じているのはハーフのノリなので、使うのは70のほうでしょう。
ハーフとダブルのどちらを選ぶか迷ったときは、曲のジャンルが手がかりになります。あるDJ向けのBPM検出ツールでは、ジャンルごとに次の範囲が用意されています。ハウスやテクノは110〜150BPM、ドラムンベースやジャングルは160〜190BPM、ヒップホップやR&B、ダウンテンポは60〜110BPMです。
たとえばヒップホップの曲で146と出たら、半分の73のほうが範囲に入ります。ドラムンベースで87と出たら、2倍の174を選びます。ただし、これはあくまで目安で、範囲から外れる曲もたくさんあります。
キーは「C」「Am」のようにアルファベットで表示されます。アルファベットが主音で、Cはド、Dはレ、Eはミ、Fはファ、Gはソ、Aはラ、Bはシです。メジャーは長調、マイナーは短調のことで、Cメジャーはハ長調、Aマイナーはイ短調になります。
「#(シャープ)」は半音上、「♭(フラット)」は半音下を表します。たとえばF#マイナーは、Fより半音高いファ#を主音にした短調です。DJ向けに、キーをCamelotの番号(Aマイナーなら8A)でも表示します。譜面が読めなくても、このアルファベットと、キー変更で動かす半音の数がわかれば、歌いやすいキーを探せます。
BPMを正しく測りやすいのは、拍が一定の曲です。途中でテンポが速くなったり遅くなったりする曲、テンポが揺れるライブ録音、スウィングやゆったりしたノリの曲、ドラムが入っていない曲は、ずれやすくなります。
キーの判定にも苦手な曲があります。途中で転調する曲や、ほかのキーの和音をよく借りる曲です。先ほどの平行調の取り違えも起こります。私たちが実際の曲5曲で試したところ、最初に出るBPMが合っていたのは3曲で、候補まで含めると4曲が合っていました。残りの1曲は外れました。
数字がおかしいと感じたら、まず候補の数字を見て、次にタップで確かめ、ジャンルの目安とも比べてみてください。最後は自分の耳を信じるのがいちばんです。
カラオケや歌ってみたでは、まず原曲のキーを知ると、自分の声域に合うかどうかの見当がつきます。高すぎるなら、キー変更のページで半音ずつ下げられます。
ダンスの振り付けや動画編集では、拍の長さがわかると便利です。1拍の長さは60÷BPMの秒数で、120BPMなら1拍は0.5秒です。練習のときは、メトロノームを曲のBPMに合わせておくと、リズムが取りやすくなります。
DTMでは、プロジェクトのテンポを曲のBPMに合わせると、素材がグリッドにそろいやすくなります。自分で作った曲を配信するときは、配信サービスによっては楽曲情報にBPMを登録します。DJなら、BPMが近く、キーの相性がよい曲を選ぶとつなぎやすくなります。
このBPM測定・キー判定は、ブラウザの中で動きます。選んだ曲はお使いの端末の中で解析され、私たちのサーバーには送られず、保存もされません。1日の回数制限はなく、登録も必要ありません。10分までの曲に対応しています。